bi-は「2」「2回」「二重」の意味がある。
bilingual バイリンガル,二か国語の
biannual 年2回の
bicentennial 二百年記念祭
biathlon バイアスロン,2種競技
bicycle 二輪車,自転車
bicameral 二院制
biennial ビエンナーレ,2年ごとの,隔年
bifocal 遠近両用の
bilateral 二国間の
bisection 2等分

接頭辞un-は形容詞・副詞・名詞に付いて「~ではない」「不-」と否定の意味になる。動詞に付く場合、逆の動作や元に戻すことを意味する。
形容詞
unhappy 不幸な
Both happy and unhappy people gathered at the church.
幸せな人も不幸せな人も教会に集まった。
unusual 普通でない。珍しい。
He has an unusual ability.
彼は並外れた才能がある。
It is unusual for it to snow at this time of the year.
この時期に雪が降るのは珍しい。
uncut ①(物語や映画が)ノーカットの ②(宝石が)カッティングされていない。原石のままの
uncut film
副詞
unfortuantly
不運にも。あいにく。残念ながら。
名詞
unemployment 失業
Large numbers of workers were thrown into unemployment when the war ended.
戦争が終わると、大勢の労働者たちが失業に追い込まれた。
動詞
undo
①元に戻す。
②外す。ほどく。
unlock
鍵を開ける。解錠する。
辞書を引くと「~まで」の意味で、前置詞untilが出てくるため、「私は午後5時までに帰らないといけません。」を英訳して、
I have to come home until 5 p.m.(✕)
と英作文する人を時々見かける。これは間違いである。もう少し詳しく英和辞典の用法や例文などを確認すると、【until】は継続性のある動作に使い、【by】は「~までには」と期限までに完了する動作に使うと書いてある。
最初の例文は、家に帰るのは午後5時ぴったりでもいいし、午後3時や4時に早めに帰宅しても良い。正しい英作文は、
I have to com home by 5 p.m.(○)
と書くのが正解である。
いついつまでにと、期限の意味で使うbyは、動作が1回で完了する動詞とともに使われる。
例文1
You have to turn in this handout by 5 p.m. on Friday.
このプリントは金曜日の午後5時までに提出しなければなりません。
*turn in ~提出する
*handout プリント
例文2
We are going to arrive at Sapporo by tomorrow afternoon.
私たちは明日の午後までには札幌に到着しているだろう。
例文1も例文2も継続する動作ではなく、1回切りで終了する動作である。ある時点をもって提出時間は特定できるし、何回も到着することはない。
untilは一定程度の継続性のある行為に使われる。
例文3
He slept until 10 a.m.
彼は午前10時まで寝ていた。
例文4
It had been raining for three days until yesterday.
昨日まで3日間ずっと雨が降っていた。
例文3のように「sleep 眠る」は一定の時間が必要な行為のため、untilと相性が良い。例文4のように「ずっと~していた」と過去完了形や過去完了進行形の継続用法として使うこともできる。もちろん現在完了形や未来形でも良い。